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【食品中の残留農薬検査 】

1 検体の受付

 県健康福祉事務所により、検体が搬入されます。検査依頼書と検査物に相違がないことを確認後、台帳に必要事項を記載します。

2 サンプリング

 検体をほぼ均等に二等分し、その片方から、検査部位を採取します。

3 粉砕

 採取した検体をフードプロセッサー等で細かく粉砕し、均一にします。

4 秤量

 粉砕された検体から一定量を分取し、試料とします。

5 溶媒の添加

 試料にアセトニトリルを一定量加えます。

6 抽出

 試料と溶媒をホモジナイザーで高速に攪拌し、農薬成分の抽出を行います。

7 濾過

 抽出液を濾過し、食物中の残渣物を取り除きます。

8 ODS精製

 ろ液をオクタデシルシリル(ODS)カラムに通し、色素及び脂肪を取り除きます。

9 振とう

 精製した液に食塩を入れ、振とうします。

10 塩析

 水層を分離し、除去します。

11 脱水

 溶媒層に無水硫酸ナトリウムを加え、脱水します。

12 濃縮

 溶媒を気化させ、濃縮します。

13 溶媒置換

 窒素気流下で、穏やかに溶媒を除去します。

14 再溶解

 ヘキサン-アセトン(1:1)の溶媒に再溶解します。

15 PSA精製

 再溶解した液を1級-2級アミン(PSA)カラムに通して、脂肪酸及び色素を除去します。

16 再濃縮

 精製した液の溶媒を気化させ、一定量(2mL)に調製します。

17 試験溶液

 抽出精製により調製した試験溶液をバイアルに詰めます。

18 GC/MSによる分析

 ガスクロマトグラフ-質量分析(GC/MS)装置を用いて、一回の分析で揮発性の高い農薬約440種について、試料中に残留する濃度の測定を行います。

19 LC/MSによる分析

 また、高速液体クロマトグラフ-質量分析(LC/MS)装置を用いて、熱で分解しやすい農薬、水に溶けやすい農薬等約150種について、試料中に残留する濃度の測定を行います。

20 分析結果の評価

 最後に分析結果をチェック、評価し、成績書を発行します。


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