| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成14年) |
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平成14年1月25日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
第3週(1月14日〜1月20日)コメント
全数把握感染症(県内)
1類感染症:報告はありません
2類感染症:報告はありません
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 2名(姫路市、加古川健康福祉事務所管内)
4類感染症:アメーバ赤痢 1名(和田山健康福祉事務所管内)、急性ウイルス性肝炎 1名(尼崎市)
インフルエンザ情報(県内)
県の記者発表資料「学級閉鎖等に係るインフルエンザ疾患の発生状況について」によりますと、県内における今シーズン初のインフルエンザによる学級・学年閉鎖及び休校・休園例が1月18日淡路地域の幼稚園で出たとのことです。詳細は兵庫県立衛生研究所ホームページhttp://www.iph.pref.hyogo.jp/の感染症情報をご覧下さい。発生動向調査においても第3週に入って全県の定点当たり患者数は1.77人となり上位3位の疾病になりました。インフルエンザウイルスは、神戸市内医療機関及び姫路市内医療機関からA香港型、神戸市内医療機関からAソ連型が検出されています。
また、国の感染症情報センターホームページによりますと、愛知、山口、福岡、佐賀、大分、宮崎、熊本の7県でインフルエンザの注意報が発令されています(第2週現在の情報に基づいている)。
定点把握感染症等の概況(県内)
伝染性紅斑は先週より患者数が増加し、昨年から引き続き平成9〜10年と似た傾向を示しており、まだしばらく患者数が多い状態が続く可能性があります。マイコプラズマ肺炎は2週連続で患者数が増加し、過去2年に比べ患者数が多くなっています。全国的にも多い状態なので注意が必要です。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第3週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
1位 |
感染性胃腸炎 |
8.85 |
8.95 |
-0.10 |
6位 |
A群溶レン菌咽頭炎 |
0.91 |
0.78 |
+0.13 |
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2位 |
水痘 |
2.55 |
4.27 |
-1.72 |
7位 |
流行性角結膜炎 |
0.86 |
0.83 |
+0.03 |
|
3位 |
インフルエンザ |
1.77 |
0.71 |
+1.06 |
8位 |
伝染性紅斑 |
0.64 |
0.52 |
+0.12 |
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4位 |
突発性発疹 |
1.14 |
1.01 |
+0.13 |
9位 |
マイコプラズマ肺炎 |
0.38 |
0.23 |
+0.15 |
|
5位 |
流行性耳下腺炎 |
1.02 |
1.47 |
-0.45 |
10位 |
手足口病 |
0.13 |
0.05 |
+0.08 |
定点把握感染症等全国の概況(第52週 国立感染症研究所の週報 IDWRから部分的に引用)
インフルエンザはわずかずつながらも、ここ5週は定点当たり報告数が増加している。そのほかの疾患はいずれも前週にくらべ減少している。
(例年との比較については)今シーズンの感染性胃腸炎は第39週より患者報告数が徐々に増加し始め、第45週〜50週には急増し、現在のところ第51週がピークとなっている。前週に比べ多くの都道府県で報告数は減少している。伝染性紅斑は非流行期であるが、過去の5年間の同時期と比較するとやや定点当たり報告数が多くなっている。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19週よりここ10年間で最大の定点当たり報告数が持続している。インフルエンザは流行の指標と考えられる定点当たり報告数1.0を超えていない。感染症発生動向調査警報発生システムによれば、群馬県、大分県、愛知県のそれぞれ1保健所にインフルエンザ注意報が発生している。
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この週報は兵庫県立衛生研究所ホームページhttp://www.iph.pref.hyogo.jp/にも掲載しています。