| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第29週 |
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平成19年7月26日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。 |
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●麻しんが流行しているため、国の感染症情報センターでは注意を呼びかけています。 http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html
● 麻しん(はしか)に注意しましょう(リーフレット)http://web.pref.hyogo.jp/contents/000071417.doc(兵庫県) |
平成19年第29週(平成19年7月16日〜7月22日)コメント
全数把握感染症
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:結核 10名(尼崎市1名、姫路市5名、西宮市2名、伊丹健康福祉事務所管内2名)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 9名(神戸市3名:O157 VT2+,うち1名HUS、明石健康福祉事務所管内1名:O157 VT2+、加古川健康福祉事務所管内1名:O157 VT1+VT2+、社健康福祉事務所管内3名:O157 VT2+ 2名, O157 VT1+VT2+ 1名、洲本健康福祉事務所管内1名:O26 VT1+)
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:アメーバ赤痢 1名(社健康福祉事務所管内)
追加報告:結核 3名(姫路市:第28週、洲本健康福祉事務所管内:第25週, 第26週)
腸管出血性大腸菌感染症 1名(神戸市1名:O157 VT1+VT2+, 第28週)
定点把握感染症等の概況
腸管出血性大腸菌感染症は、今週9名の報告がありました。溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症している人が1例報告されていました。HUSの報告数は、平成16年2例、17年1例、18年6例、そして今年が29週段階で既に4例となっていて増加の傾向が疑われます。腸管出血性大腸菌感染症の予防のためには、調理・食事前、トイレ後の十分な手洗い、肉などの十分な加熱調理、生肉(ユッケ、生レバーなど)を食べないことなどが大切です。また、少量の菌量でも二次感染するので、トイレの後やオムツ交換後は石けんを使って流水で手をよく洗い、衣類、寝具等は清潔を心がけることが大切です。
代表的な夏型の感染症であるヘルパンギーナの定点あたり患者数は今週も増加し、流行のピークを迎えています。手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)についても夏に多い感染症ですが、今年は例年より低い傾向で推移しています。手足口病のウイルスは、おもに便や鼻汁などの分泌物に含まれ、手を介して口に入ることで感染するので、手洗いの励行が大切です。また、昨年大きな流行をみせた咽頭結膜熱(プール熱)は、別名が示すようにプールを介して感染することがあるので、プール利用前後のシャワー、洗眼の励行、タオルの共用を避けるなどの感染予防を心がけましょう。
伝染性紅斑の定点あたり患者数は2週連続で減少しました。
全国的な流行がみられていた麻しんは21週以降減少が続いていましたが、全国の報告数および定点あたり報告数は今週わずかに増加しました。15歳未満の麻しんの全国からの報告数は81人(先週73人)、定点あたり患者数0.03人(同0.02人)、15歳以上の成人麻しんの全国からの報告数は28人(先週12人)、定点あたり患者数0.06人(同0.03人)でした。県内からは今週、麻しん、成人麻しんともに報告はありませんでしたが、今後も麻しんの動向には注意が必要です。
定点あたり患者数の上位10位の疾病
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
ヘルパンギーナ |
8.42 |
8.24 |
+0.18 |
6位 |
突発性発しん |
0.65 |
0.64 |
+0.01 |
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2位 |
感染性胃腸炎 |
3.78 |
4.91 |
−1.13 |
7位 |
流行性耳下腺炎 |
0.61 |
0.78 |
−0.17 |
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3位 |
水痘 |
1.12 |
1.17 |
−0.05 |
8位 |
流行性角結膜炎 |
0.54 |
0.43 |
+0.11 |
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4位 |
手足口病 |
1.05 |
1.07 |
−0.02 |
9位 |
咽頭結膜熱 |
0.46 |
0.49 |
−0.03 |
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5位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.70 |
1.05 |
−0.35 |
10位 |
伝染性紅斑 |
0.43 |
0.71 |
−0.28 |
目で見る動向(県内)
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この週報は兵庫県立健康環境科学研究センターホームページhttp://www.hyogo-iphes.jp/にも掲載しています。
また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。