| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第28週 |
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平成19年7月19日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。 |
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●麻しんが流行しているため、国の感染症情報センターでは注意を呼びかけています。 http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html
● 麻しん(はしか)に注意しましょう(リーフレット)http://web.pref.hyogo.jp/contents/000071417.doc(兵庫県) |
平成19年第28週(平成19年7月9日〜7月15日)コメント
全数把握感染症
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:結核 12名(尼崎市2名、姫路市3名、西宮市2名、伊丹健康福祉事務所管内2名、加古川健康福祉事務所管内3名)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 13名(神戸市 3名:O157 VT型不明,O血清型不明 VT1+, O157 VT1+VT2+、尼崎市 4名:O26 VT1+・同一家族、姫路市 1名:抗体陽性(HUS) 、社健康福祉事務所管内 2名:O157 VT2+、洲本健康福祉事務所管内 3名:O157 VT2+(HUS)・O157 VT2+;同一家族, O63 VT2+)
4類感染症:A型肝炎 1名(芦屋健康福祉事務所管内)
5類感染症:アメーバ赤痢 2名(神戸市、うち1名海外渡航者)
ウイルス性肝炎(B型) 1名(神戸市)
追加報告:結核 1名(尼崎市;第27週)
定点把握感染症等の概況
腸管出血性大腸菌感染症が今週13名報告されており増加傾向にあります。家族内感染や、HUSの合併などもみられます。感染予防のために、生肉などをさわった後などは手洗いを十分に行い、できるだけ加熱調理したものを食べる、調理後は室温に放置しないなど衛生管理に注意してください。また、少量の菌量でも二次感染するので、トイレの後やオムツ交換後は石けんを使って流水で手をよく洗い、衣類、寝具等は清潔を心がけることが大切です。
代表的な夏型の感染症であるヘルパンギーナの定点あたり患者数が急増中です。手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)については、例年より低い傾向で推移しているものの、夏に多い感染症です。昨年大きな流行をみせた咽頭結膜熱(プール熱)は、別名が示すようにプールを介して感染することがあるので、利用前後のシャワー、洗眼の励行、タオルの共用を避けるなどの感染予防が大切です。
伝染性紅斑の定点あたり患者数は今週減少しました。
全国的な流行がみられていた麻しんは21週以降減少傾向です。15歳未満の麻しんの全国からの報告数は73人(先週93人)、定点あたり患者数0.02人(同0.03人)でした。県内では今週1人(定点あたり0.01人)の報告がありました。一方、今回の流行の特徴であった15歳以上の成人麻しんの全国からの報告数は12人(先週26人)、定点あたり患者数0.03人(同0.06人)でした。県内から今週、成人麻しんの報告はありません。
定点あたり患者数の上位10位の疾病
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
ヘルパンギーナ |
8.24 |
6.18 |
+2.06 |
6位 |
流行性耳下腺炎 |
0.78 |
0.69 |
+0.09 |
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2位 |
感染性胃腸炎 |
4.73 |
4.43 |
+0.30 |
7位 |
突発性発しん |
0.62 |
0.78 |
−0.16 |
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3位 |
水痘 |
1.07 |
1.62 |
−0.55 |
8位 |
伝染性紅斑 |
0.60 |
0.81 |
−0.21 |
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4位 |
手足口病 |
1.06 |
1.01 |
+0.05 |
9位 |
咽頭結膜熱 |
0.49 |
0.50 |
−0.01 |
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5位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.05 |
0.84 |
+0.21 |
10位 |
流行性角結膜炎 |
0.34 |
0.71 |
−0.37 |
検査情報(県立健康環境科学研究センター)
感染性胃腸炎患者3名からエンテロウイルス(型別中)1名(2歳女)、ロタウイルス2名(1,2歳男女)が検出されました。滲出性扁桃炎患者9名からアデノウイルスが検出され、うち1型が1名(3歳女)、2型が4名(1,3,4歳男女)、4型が1名(3歳男)、5型が3名(1,3歳男女)となっています。咽頭結膜熱患者4名からは、アデノウイルスが検出され、2型が1名(4歳女)、3型が3名(5歳男)となっています。その他、手足口病患者1名からエンテロウイルス(型別中)(3歳女)、気管支炎患者1名からヒトメタニューモウイルス(0歳男)が検出されています。また、前回報告時(第24週)に型別中であった滲出性扁桃炎患者1名は、アデノウイルス1型(1歳男)と判明しました。
目で見る動向(県内)
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この週報は兵庫県立健康環境科学研究センターホームページhttp://www.hyogo-iphes.jp/にも掲載しています。
また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。