| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第24週 |
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平成19年6月21日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。 |
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● 関東地方で 麻しん の患者数が増加しているため、国の感染症情報センターでは 緊急情報 を出して注意を呼びかけています。 http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html 兵庫県内の定点からの報告では、今までのところ患者数は低い水準ですが、累積患者数をみると第12週(3月下旬)頃から報告数が増加の傾向にあります。今後の動向に注意して下さい。 ● 麻しん(はしか)に注意しましょう(リーフレット)http://web.pref.hyogo.jp/contents/000071417.doc(兵庫県) |
平成19年第24週(平成19年6月11日〜6月17日)コメント
全数把握感染症
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:結核 10名
(尼崎市2名、姫路市2名、西宮市2名、伊丹健康福祉事務所管内2名、宝塚健康福祉事務所管内1名、赤穂健康福祉事務所管内1名)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 3名
(神戸市 2名: O157 VT2+、洲本健康福祉事務所管内:O157 VT2+)
4類感染症:つつが虫病 1名(豊岡健康福祉事務所管内)
レジオネラ症 1名(神戸市)
5類感染症:アメーバ赤痢 1名(尼崎市、海外渡航者)
クロイツフェルト・ヤコブ病(古典型) 1名(伊丹健康福祉事務所管内)
追加報告:結核 4名(尼崎市3名;第19週, 第22週,第23週、赤穂健康福祉事務所管内1名;第16週)
定点把握感染症等の概況
感染性胃腸炎の定点あたり患者数は3週連続で減少しましたが、依然5類定点把握感染症のうち定点あたり患者数が第1位となっています。その他、今週A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病の定点あたり患者数が減少しました。一方、水痘、流行性耳下腺炎、伝染性紅斑、咽頭結膜熱、突発性発しん、ヘルパンギーナの定点あたり患者数は増加しました。伝染性紅斑の定点あたり患者数は2週連続で増加し、例年の同時期と比較すると多い状態で推移しています。全国的にみても伝染性紅斑は例年の同時期より多い傾向です。定点あたり患者数は0.14人と低いですが百日咳が18人報告されています。18人中15人が10歳以上となっています。西播磨地域からの報告が多い傾向にあります。
全国的な拡がりを見せている麻しんの県内の定点あたり患者数は今週0.02でした。全国の定点あたり報告数は175人(先週204人)、定点あたり患者数0.06人(同0.07人)と減少の兆しをみせています。24週の定点あたり患者数の多い都道府県は、千葉県0.23、香川県0.17、北海道0.16、宮城県・埼玉県・福岡県0.12、東京都・岡山県0.11となっています。今回の流行は15歳以上の成人麻しんが多いのが特徴ですが、今週は全国からの報告数47人(先週50人)、定点あたり患者数人0.1(同0.11人)と3週連続で減少しています。県内では今週、成人麻しんの報告はありませんでしたが、今後も麻しんの動向には注意が必要です。
定点あたり患者数の上位10位の疾病
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
6.98 |
7.75 |
−0.77 |
6位 |
咽頭結膜熱 |
0.64 |
0.56 |
+0.08 |
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2位 |
水痘 |
3.12 |
2.43 |
+0.69 |
7位 |
突発性発しん |
0.59 |
0.55 |
+0.04 |
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3位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.19 |
2.06 |
−0.87 |
8位 |
ヘルパンギーナ |
0.53 |
0.36 |
+0.17 |
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4位 |
流行性耳下腺炎 |
0.88 |
0.73 |
+0.15 |
9位 |
流行性角結膜炎 |
0.49 |
0.49 |
±0.00 |
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5位 |
伝染性紅斑 |
0.86 |
0.76 |
+0.10 |
10位 |
手足口病 |
0.36 |
0.38 |
−0.02 |
検査情報(県立健康環境科学研究センター)
感染性胃腸炎患者2名(1歳男女)からロタウイルスが検出されました。滲出性扁桃炎患者10名(1歳男)からアデノウイルスが検出され、うち1型が4名(1〜5歳男女)、2型が4名(0〜2歳男女)、3型が1名(6歳男)、型別中1名となっています。また、前回報告時(第19週)に型別中であったうち2名は、アデノウイルス5型+エンテロウイルス(3歳女)、アデノウイルス6型(1歳男)と判明しました。
目で見る動向(県内)
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この週報は兵庫県立健康環境科学研究センターホームページhttp://www.hyogo-iphes.jp/にも掲載しています。
また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。