兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第13週

平成19年4月5日 兵庫県感染症情報センタ−発行

この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。

 

感染症法が改正され(対象疾病の追加、類型の変更等)、それに伴い全数把握対象疾患の届出様式が変更になりました(4月1日施行)。詳しくは次のホームページをご覧ください。

http://www.chieiken.gr.jp/survey/index.html

 

今冬のインフルエンザ総合対策について、厚生労働省から発表されています。

        標語 「 守って防いでインフルエンザ   〜ワクチン、手洗い、マスク、うがい〜 」 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html  (厚生労働省)

 

 感染性胃腸炎(ノロウイルス等)による感染症や食中毒に注意しましょう。

http://web.pref.hyogo.jp/hw12/hw12_000000035.html(兵庫県)

 

 

 平成19年第13週(平成19年3月26日〜4月1日)コメント

全数把握感染症

1類感染症:報告はありません。

2類感染症:腸チフス 1名(西宮市、海外渡航者)

3類感染症:報告はありません。

4類感染症:報告はありません。

5類感染症:報告はありません。

 

 

インフルエンザ情報

今週県内の定点から、患者3644人(先週5632人)、定点あたり患者数18.40人(同28.44人)の報告がありました。県内全体的に患者数は減少してきていますが、社と洲本健康福祉事務所管内では定点あたり患者数が依然警報基準の30人を超えています。うがい、手洗いの励行、十分な睡眠やバランスのとれた食事をとる、混雑する場所への外出は控える、早めの受診を心がけるなどの注意が引き続き必要です。

県内の学級閉鎖等は、H19.3.18〜H19.3.24の間に、27校の報告がありました。平成18年11月5日からの累計は673校となっています。

全国的には、第12週に、高知県を除く46都道府県の337箇所の保健所地域で定点あたり患者数が警報レベルを超えました。また、H19.3.18〜H19.3.24の間に、兵庫県を含めた33都道府県から712校の学級閉鎖等が報告されました。(3月30日発表)    

http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国の感染症情報センター・流行レベルマップ)

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl06_07-19.pdf  (国の感染症情報センター・学校欠席者数)

 兵庫県では、リーフレット「インフルエンザは予防から」を作成しています。

   http://web.pref.hyogo.jp/contents/000056312.pdf (兵庫県健康生活部疾病対策課)

 

 

定点把握感染症等の概況

今週はほとんどの疾患で定点あたり患者数が減少しています。感染性胃腸炎の定点あたり患者数は今週も減少しましたが、感染性胃腸炎の集団感染や食中毒の発生は続いています。予防の基本は手洗いの励行で、患者の吐物や便を処理する場合はゴム手袋とマスクを着用するなど注意が必要です。 

http://web.pref.hyogo.jp/contents/000056587.pdf (兵庫県健康生活部疾病対策課)

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数は今週も減少しました。伝染性紅斑の定点あたり患者数はわずかに増加しました。例年の同時期と比較するとやや多い状態です。RSウイルス感染症の定点あたり患者数は例年並の患者数に近づいてきました。

 

 

 

定点あたり患者数の上位10位の疾病

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

1

インフルエンザ

18.40

28.44

10.04

6

流行性角結膜炎

0.54

0.60

0.06

2

感染性胃腸炎

7.41

7.59

0.18

7

突発性発しん

0.52

0.52

±0.00

3

水痘

2.23

2.27

0.04

8

伝染性紅斑

0.42

0.38

0.04

4

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

0.87

1.21

0.34

9

咽頭結膜熱

0.23

0.27

0.04

5

流行性耳下腺炎

0.83

0.89

0.06

10

RSウイルス感染症

0.17

0.18

0.01

 

 

 

目で見る動向(県内)

 

 

http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。