兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第6週

平成19年2月19日 兵庫県感染症情報センタ−発行

この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。

 

今冬のインフルエンザ総合対策について、厚生労働省から発表されています。

        標語 「 守って防いでインフルエンザ   〜ワクチン、手洗い、マスク、うがい〜 」 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html  (厚生労働省)

 

 感染性胃腸炎(ノロウイルス等)による感染症や食中毒に注意しましょう。

http://web.pref.hyogo.jp/hw12/hw12_000000035.html(兵庫県)

 

 平成19年第6週(平成19年2月5日〜2月11日)コメント

全数把握感染症(県内第6週)

1類感染症:報告はありません。

2類感染症:報告はありません。

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 1名(西宮市:O157 VT1+VT2+

4類感染症:報告はありません。

5類感染症:後天性免疫不全症候群(無症候期) 1名

 

 追加報告アメーバ赤痢 1名(尼崎市、第5週)

            急性脳炎 1名(平成18年第29週)

            梅毒(無症候) 1名(姫路市、第5週) 

 

 

インフルエンザ情報(県内第6週)

今週県内の定点から、患者1635人(先週731人)、定点あたり患者数8.22人(同3.69人)の報告がありました。地域的には、社健康福祉事務所管内で定点あたり患者数が27.69人となり、警報レベルの開始基準値である30人に近づいています。また、尼崎市加古川健康福祉事務所管内で、定点あたり患者数がそれぞれ10.40人、10.50人となり、注意報レベルを超えました。患者数は今後さらに増加してくると予想されます。

全国的には、愛知県と宮崎県の保健所管内で定点あたり患者数が警報レベルを超え、兵庫県を含む22都道府県の保健所管内で定点あたり患者数が注意報レベルを超えています。(第5週)

http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国の感染症情報センター)

また、H19.1.28〜H19.2.3の間に、兵庫県では1校の学年閉鎖と17校の学級閉鎖が報告されました。全

国的には、兵庫県を含む31都道府県から437校の学級閉鎖等が報告されています。(2月9日発表) 

  http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl06_07-12.pdf (国の感染症情報センター)

 兵庫県では、リーフレット「インフルエンザは予防から」を作成しています。

   http://web.pref.hyogo.jp/contents/000056312.pdf(兵庫県健康生活部疾病対策課)

 

 

定点把握感染症等の概況(県内第6週)

RSウイルス感染症は今週減少しましたが、昨年の同時期の約6倍の定点あたり患者数の報告があり、年末から患者数の多い状態が続いています。

感染性胃腸炎の定点あたり患者数は今週も減少しましたが、例年3月頃までは患者数の多い状態が続きます。予防の基本は手洗いの励行で、患者の吐物や便を処理する場合はゴム手袋とマスクを着用するなど注意が必要です。 

   http://web.pref.hyogo.jp/contents/000056587.pdf(兵庫県健康生活部疾病対策課)

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数は減少しましたが、例年の同時期と比較するとやや多い状態です。伝染性紅斑の定点あたり患者数は今週増加し、例年の同時期と比較すると多い状態です。無菌性髄膜炎の定点あたり患者数は多くありませんが、第1週より毎週1〜2名の患者報告が続いています。

 

 

 

定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第6週)

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

1

インフルエンザ

8.22

3.69

4.53

6

流行性耳下腺炎

0.80

1.29

0.49

2

感染性胃腸炎

6.71

7.08

0.37

7

突発性発しん

0.62

0.61

0.01

3

水痘

2.09

2.34

0.25

8

伝染性紅斑

0.43

0.38

0.05

4

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1.71

1.80

0.09

流行性角結膜炎

0.43

0.43

0.00

5

RSウイルス感染症

1.35

1.70

0.35

10

手足口病

0.31

0.10

0.21

 

 

 

目で見る動向(県内)

 

 

http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。