兵庫県感染症発生動向調査週報(平成19年)第2週

平成19年1月18日 兵庫県感染症情報センタ−発行

この週報は感染症法及びその関連法規に基づく感染症発生動向調査の県内状況を速報するものです。患者数は確定した値ではありませんのでご了承ください。感染症発生動向調査は全数把握対象疾病にあっては国内の全医療機関、定点把握対象疾病にあっては指定の医療機関(定点)からの保健所(健康福祉事務所)への報告に基づいています。

 

感染性胃腸炎(ノロウイルス等)による感染症や食中毒に注意しましょう。

http://web.pref.hyogo.jp/hw12/hw12_000000035.html(兵庫県)

 

今冬のインフルエンザ総合対策について、厚生労働省から発表されています。

        標語 「 守って防いでインフルエンザ   〜ワクチン、手洗い、マスク、うがい〜 」 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html  (厚生労働省)

 

 

 平成19年第2週(平成19年1月8日〜1月14日)コメント

全数把握感染症(県内第2週)

1類感染症:報告はありません。

2類感染症:細菌性赤痢  2名(神戸市、海外渡航者)

3類感染症:報告はありません。

4類感染症:報告はありません。

5類感染症:ウイルス性肝炎(B型) 1名(神戸市) 

 

 追加報告後天性免疫不全症候群(無症候期)1名(第1週) 

 

 

定点把握感染症等の概況(県内第2週)

今週は多くの疾患で定点あたり患者数が増加しました。

感染性胃腸炎の定点あたり患者数は第49週以降減少が続いていましたが、今週増加しました。例年3月頃までは患者数の多い状態が続きます。予防の基本は手洗いの励行で、患者の吐物や便を処理する場合はゴム手袋とマスクを着用するなど注意が必要です。 

http://web.pref.hyogo.jp/contents/000056587.pdf(兵庫県健康生活部疾病対策課)

 

流行性耳下腺炎、RSウイルス感染症の定点あたり患者数も増加しました。例年の同時期と比較すると多い状態です。

 

インフルエンザの定点から患者41名(先週32名)、定点あたり患者数0.21人(同0.16人)の報告がありました。今シーズンの県内のインフルエンザウイルス分離は、昨年12月7日に神戸市B型ビクトリアタイプが、今年の1月16日にAH3(香港型)が同じく神戸市で分離されたとの報告が届いています。

一般にインフルエンザの流行の立ち上がりは急激です。うがい、手洗いの励行、十分な睡眠やバランスのとれた食事をとる、混雑する場所への外出は控える、かかった場合はマスクを着用し、早めの受診を心がけるなどの注意が必要です。

http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (流行レベルマップ)

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl06_07-08.pdf (学校欠席者数)

 

 

定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第2週)

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

 

疾病名

定点当たり患者数

先週

先週からの増減

1

感染性胃腸炎

6.02

3.84

2.18

6

突発性発しん

0.71

0.40

0.31

2

水痘

2.74

2.39

0.35

7

流行性角結膜炎

0.57

0.34

0.23

3

流行性耳下腺炎

1.37

1.07

0.30

8

伝染性紅斑

0.41

0.16

0.25

4

RSウイルス感染症

1.09

0.67

0.42

9

マイコプラズマ肺炎

0.27

0.09

0.18

5

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1.00

0.55

0.45

10

インフルエンザ

0.21

0.16

0.05

 

 

 

検査情報(県立健康環境科学研究センター)

 気管支炎を発症した男児1名1歳1ヵ月)の咽頭ぬぐい液からRSウイルスが検出されました。今年度8例目で、全員が1歳以下で下気道炎(気管支炎または肺炎)を発症していました。

 

 

 

目で見る動向(県内)

 

 

http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センタ−の週報(IDWR)がダウンロードできます。