| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成17年) |
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平成17年11月10日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成17年第44週(10月31日〜11月6日)コメント
全数把握感染症(県内第44週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 7名
(宝塚健康福祉事務所管内 4名、
神戸市、柏原健康福祉事務所管内、伊丹健康福祉事務所管内 各1名)
O157 VT1+VT2+ 5名 O157 VT2+ 2名
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:報告はありません。
追加報告 :報告はありません。
定点把握感染症等の概況(県内第44週)
腸管出血性大腸菌感染症の報告は7名となっています。宝塚健康福祉事務所管内の4名は先週報告した患者の同一家族です。このところ家族内での感染が目立ちます。衛生管理には十分注意し、便で汚染された衣類、寝具、オムツなどは十分消毒をし、排便後や調理前には石けんで十分手を洗うなど二次感染防止に気をつけてください。
感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数が増加してきました。これから年末にかけてさらに増加すると予想されます。RSウイルス感染症はこのところ横ばいながら例年より多い患者発生となっています。
11月7日、「今冬のインフルエンザ総合対策について <手洗い・うがいが基本です インフルエンザは予防から> 」が厚生労働省から発表されました。詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1.html (厚生労働省)
また、国の感染症情報センターのホームページにインフルエンザ流行レベルマップが掲載されています。 http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国の感染症情報センター)
兵庫県内では、今週は定点から15名(定点あたり患者数0.08人)の報告がありました。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第44週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
7.34 |
5.91 |
+1.43 |
6位 |
流行性角結膜炎 |
0.40 |
0.51 |
−0.11 |
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2位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.13 |
0.80 |
+0.33 |
7位 |
手足口病 |
0.34 |
0.34 |
±0 |
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3位 |
水痘 |
0.84 |
0.81 |
+0.03 |
8位 |
RSウイルス感染症 |
0.17 |
0.16 |
+0.01 |
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4位 |
突発性発しん |
0.65 |
0.78 |
−0.13 |
9位 |
伝染性紅斑 |
0.15 |
0.15 |
±0 |
|
5位 |
流行性耳下腺炎 |
0.54 |
0.86 |
−0.32 |
10位 |
咽頭結膜熱 |
0.13 |
0.11 |
+0.02 |
検査情報(兵庫県立健康環境科学研究センター)
西播磨地域在住の小児からコクサッキーB4型ウイルス(1〜2才、5名)、エコーウイルス22型(0才、1名)が検出されました(不顕性感染)。
定点把握感染症等全国の概況 (第42週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では沖縄県(1.81)、島根県(0.05)、広島県(0.04)が多いが、沖縄県では前週(1.40)よりもさらに増加している。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第37週以降、減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では福井県(1.09)、石川県(0.55)、山形県(0.53)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山形県(2.2)、北海道(1.5)、新潟県(1.4)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では宮崎県(5.8)、鳥取県(5.2)、三重県(5.0)が多い。水痘の定点当たり報告数は第39週以降、増加傾向にある。都道府県別では青森県(1.4)、新潟県(1.3)、福井県(1.1)が多い。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では愛媛県(1.8)、香川県(1.8)、佐賀県(1.6)が多い。百日咳の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では栃木県(0.11)、福井県(0.05)が多い。風しんの定点当たり報告数は微減した。都道府県別では秋田県(0.03)、宮崎県(0.03)、沖縄県(0.03)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第28週以降、減少が続いている。都道府県別では宮崎県(1.4)、高知県(1.4)、愛媛県(1.0)が多い。麻しんの定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では佐賀県(0.04)、岐阜県(0.02)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では石川県(4.1)、沖縄県(3.4)、和歌山県(2.7)が多い。RSウイルス感染症は、ゼロ報告を含めて37都道府県から279例の報告があり、報告数は増加した。年齢別では、1歳以下の報告数は全体の約76%を占めている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では福島県(2.1)、石川県(1.4)、山口県(1.1)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます