| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成17年) |
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平成17年9月1日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成17年第34週(8月22日〜8月28日)コメント
全数把握感染症(県内第34週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:コレラ 1名(伊丹健康福祉事務所管内)(海外渡航者)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 8名
(姫路市 3名、神戸市 2名、尼崎市、伊丹健康福祉事務所管内、宝塚健康福祉事務所管内 各1名)
O157 VT1+VT2+ 5名 O157 VT2+ 3名
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:梅毒(早期顕症U期)1名(神戸市)
追加報告 :報告はありません。
定点把握感染症等の概況(県内第34週)
腸管出血性大腸菌感染症は今週8名の発生報告となっています。今週までの累計でみると例年より少ない状態です。今後もまだ暑い日が続くと思われます。食事前やトイレの後、生肉や生魚をさわったあとなどは手洗いを十分に行い、できるだけ加熱調理したものを食べる、中まで十分火を通す、調理後は室温に放置しないなど衛生管理・感染予防に注意してください。また、少量の菌量でも感染するので、特にトイレ後やオムツ交換後は石けんを使って流水で手をよく洗い、衣類、寝具等は清潔を心がける、患者はなるべくシャワーですますなど二次感染予防に気をつけてください。
ヘルパンギーナ、手足口病の定点あたり患者数は減少してきました。減少の程度はゆるやかとなっています。流行性耳下腺炎の定点あたり患者数は徐々に増加してきました。但馬地域で多い状態となっています。咽頭結膜熱の定点あたり患者数は、患者報告の多かった昨年、一昨年と比較すると大きなピークにはなりませんでした。例年の同時期で比較すると今週はやや多い状態です。
兵庫県では、「感染症に注意しましょう」(疾病対策課)http://web.pref.hyogo.jp/sippei/17wnvrifuret.pdf、「お子様やお年寄りを食中毒から守りましょう」(生活衛生課)というリーフレットを作成しています。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第34週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
2.59 |
2.37 |
+0.22 |
6位 |
手足口病 |
0.66 |
0.71 |
−0.05 |
|
2位 |
ヘルパンギーナ |
1.66 |
1.78 |
−0.12 |
7位 |
水痘 |
0.54 |
0.62 |
−0.08 |
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3位 |
流行性角結膜炎 |
1.11 |
0.89 |
+0.22 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.36 |
0.44 |
−0.08 |
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4位 |
流行性耳下腺炎 |
1.02 |
0.85 |
+0.17 |
9位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.25 |
0.35 |
−0.10 |
|
5位 |
突発性発しん |
0.78 |
0.65 |
+0.13 |
10位 |
伝染性紅斑 |
0.17 |
0.09 |
+0.08 |
定点把握感染症等全国の概況 (第32週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い状態が継続している。都道府県別では沖縄県(3.36)、鹿児島県(0.17)、茨城県(0.07)が多い。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では愛媛県(1.5)、高知県(1.4)、静岡県(1.2)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第22週以降、減少が続いている。都道府県別では山口県(1.00)、宮崎県(0.89)、大分県(0.83)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第21週以降、減少が続いている。都道府県別では福井県(7.1)、大分県(5.5)、宮崎県(4.9)が多い。水痘の定点当たり報告数は3週連続して減少した。都道府県別では福井県(1.3)、大分県(1.1)、島根県(1.0)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第28週以降、減少が続いている。都道府県別では鳥取県(5.9)、山口県(4.4)、岡山県(4.4)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は第28週以降、減少が続いている。都道府県別では青森県(0.60)、鹿児島県(0.54)、福岡県(0.50)が多い。百日咳の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では福岡県(0.08)、香川県(0.06)、長崎県(0.05)が多い。風しんの定点当たり報告数は微増した。都道府県別では福島県(0.04)、広島県(0.03)が多いが、福島県では継続的に同一地域での発生が認められている。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第28週以降、減少が続いている。都道府県別では長野県(5.3)、宮崎県(5.3)、青森県(5.0)、大分県(4.4)が多い。麻しんの定点当たり報告数は微減した。都道府県別では山梨県(0.04)、新潟県(0.03)、大阪府(0.02)、長崎県(0.02)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続して減少した。都道府県別では石川県(4.7)、沖縄県(3.0)、香川県(2.4)、熊本県(2.3)が多い。RSウイルス感染症は、ゼロ報告を含めて32都道府県から31例の報告があり、報告数は減少した。年齢別では、1歳以下が全体の約45%を占めている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では岡山県(2.2)、石川県(1.6)、山口県(1.4)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます