| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成17年) |
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平成17年4月14日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成17年4月1日より政令市を除く県下の健康福祉事務所(保健所)の再編があり、結核・感染症対策に従事する事務所が従来の25事務所から13事務所になりました。定点医療機関の数や配置に変更はありません。事務所の再編については http://web.pref.hyogo.jp/singyou/kenminkyoku/saihenitiran.htm をご覧ください。
平成17年第14週(4月4日〜4月10日)コメント
全数把握感染症(県内第14週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:報告はありません。
4類感染症:A型肝炎 1名(洲本健康福祉事務所管内 第13週)
5類感染症:ウイルス性肝炎(B型) 1名(尼崎市)
インフルエンザ情報(県内第14週)
県内の定点からは889名(先週1,704名)、定点あたり患者数は4.54人(先週8.69人)となっています。定点当たり患者数は順調に減少していますが、過去5年間の同時期でみると最高となっています。社、福崎健康福祉事務所管内では定点当たり患者数が依然注意報基準値を超えています。流行は過ぎつつありますが安心せず、うがい、手洗いの励行、十分な睡眠やバランスのとれた食事をとる、混雑する場所への外出は控える、早めの受診を心がけるなどの注意が必要です。
全国的には、埼玉、千葉、東京を除いた道府県で定点当たり患者数が警報基準を超えている地域があります。(第13週)
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国立感染症研究所感染症情報センター)
学級閉鎖等の報告は、依然神奈川県で1校報告されています。全都道府県の累計は12,610校(昨年同期8,556校)となっています。(4月8日現在)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl04_05-21.pdf (国立感染症研究所感染症情報センター)
ウイルス分離は、AH1(Aソ連型)が160例、AH3(A香港型)が1,413例、B型が2,372例報告されています(4月8日現在)。県内ではAH1が1例、AH3が71例(神戸市59例含む)とB型が138例(神戸市123例含む)分離されています(4月14日現在県情報センター把握分)。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/prompt/graph/inti3j.gif (国立感染症研究所感染症情報センター)
定点把握感染症等の概況(県内第14週)
感染性胃腸炎の定点当たり患者数がやや増加しましたが、例年の同時期としては少なめとなっています。咽頭結膜熱の定点当たり患者数が増加して過去5年間の同時期でみると最高となっています。流行性耳下腺炎の定点当たり患者数は少なめで推移しています。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第14週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
6.23 |
6.14 |
+0.09 |
6位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.53 |
0.70 |
−0.17 |
|
2位 |
インフルエンザ |
4.54 |
8.69 |
−4.15 |
7位 |
流行性角結膜炎 |
0.37 |
0.37 |
±0 |
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3位 |
水痘 |
1.70 |
1.78 |
−0.08 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.34 |
0.21 |
+0.13 |
|
4位 |
流行性耳下腺炎 |
0.63 |
0.67 |
−0.04 |
9位 |
伝染性紅斑 |
0.30 |
0.23 |
+0.07 |
|
5位 |
突発性発しん |
0.59 |
0.52 |
+0.07 |
10位 |
ヘルパンギーナ |
0.09 |
0.05 |
+0.04 |
定点把握感染症等全国の概況 (第12週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は3週連続で低下した。全ての都道府県で前週よりも定点当たり報告数が減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い状態は継続している。都道府県別では沖縄県(47.5)、秋田県(42.3)、福井県(37.8)が多い。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では福井県(0.68)、三重県(0.49)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(2.8)、北海道(2.2)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第3週以降、減少傾向が続いている。都道府県別では宮崎県(15.4)、福井県(12.1)、大分県(9.6)が多い。水痘の定点当たり報告数は微増した。都道府県別では沖縄県(5.3)、宮崎県(3.5)、鹿児島県(2.9)が多いが、特に沖縄県では第4週以降、全国で最も高い値が続いている。手足口病の定点当たり報告数は微減した。都道府県別では徳島県(0.83)、和歌山県(0.71)が多い。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では栃木県(0.07)、沖縄県(0.06)、熊本県(0.04)が多い。風しんの定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(0.03)、和歌山県(0.03)、沖縄県(0.03)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は微減した。都道府県別では愛媛県(0.56)、和歌山県(0.32)、香川県(0.22)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(5.4)、熊本県(2.1)、佐賀県(2.0)が多いが、福井県では2004年第42週以降、高値が続いている。RSウイルス感染症はゼロ報告を含めて39都道府県から63例の報告があり、増加した。年齢別では、1歳以下が全体の67%を占めている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では愛知県(0.69)、山口県(0.67)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます