| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成17年) |
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平成17年4月7日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成17年4月1日より政令市を除く県下の健康福祉事務所(保健所)の再編があり、結核・感染症対策に従事する事務所が従来の25事務所から13事務所になりました。定点医療機関の数や配置に変更はありません。事務所の再編については http://web.pref.hyogo.jp/singyou/kenminkyoku/saihenitiran.htm をご覧ください。
平成17年第13週(3月28日〜4月3日)コメント
全数把握感染症(県内第13週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(神戸市) O157 VT2+
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:アメーバ赤痢 1名(神戸市)
インフルエンザ情報(県内第13週)
県内の定点からは1,605名(先週2,773名)、定点あたり患者数は8.19人(先週14.15人)となっています。定点当たり患者数は急速に減少してきましたが、過去5年間の同時期でみると最高となっています。定点当たり患者数が依然注意報基準値を超えている地域もあります。流行は過ぎつつありますが、安心せず、うがい、手洗いの励行、十分な睡眠やバランスのとれた食事をとるなど、一般的な注意を心がけてください。
全国的には、依然すべての都道府県で定点当たり患者数が警報基準を超えています。(第12週)。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国立感染症研究所感染症情報センター)
全国の都道府県からから累計12,553校(昨年同期8,552校)の学級閉鎖等が報告されています(3月28日現在)。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl04_05-19.pdf (国立感染症研究所感染症情報センター)
ウイルス分離は、AH1(Aソ連型)が158例、AH3(A香港型)が1,315例、B型が2,214例報告されています(4月1日現在)。県内ではAH1が1例、AH3が68例(神戸市56例含む)とB型が138例(神戸市123例含む)分離されています(3月29日現在県情報センター把握分)。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/prompt/graph/inti3j.gif (国立感染症研究所感染症情報センター)
定点把握感染症等の概況(県内第13週)
感染性胃腸炎の定点当たり患者数がやや増加しましたが、例年の同時期としては少なめとなっています。咽頭結膜熱の定点当たり患者数は、過去5年の同時期で比較するとやや多い状態です。流行性耳下腺炎の定点当たり患者数は少な目で推移しています。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第13週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
インフルエンザ |
8.19 |
14.15 |
−5.96 |
6位 |
突発性発しん |
0.50 |
0.45 |
+0.05 |
|
2位 |
感染性胃腸炎 |
6.02 |
5.59 |
+0.43 |
7位 |
流行性角結膜炎 |
0.37 |
0.57 |
−0.20 |
|
3位 |
水痘 |
1.72 |
1.75 |
−0.03 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.21 |
0.23 |
−0.02 |
|
4位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.70 |
0.88 |
−0.18 |
伝染性紅斑 |
0.21 |
0.23 |
−0.02 |
|
|
5位 |
流行性耳下腺炎 |
0.58 |
0.48 |
+0.10 |
10位 |
手足口病 |
0.14 |
0.07 |
+0.07 |
定点把握感染症等全国の概況 (第11週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は2週連続で低下しており、流行のピークは過ぎた。しかし、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い状態は継続している。都道府県別では秋田県(71.8)、沖縄県(69.6)、福井県(62.9)、長野県(51.3)が多い。殆どの都道府県で前週よりも報告数が減少している中で、唯一沖縄県だけが増加を示している。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週間連続で減少した。都道府県別では秋田県(0.54)、宮崎県(0.49)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(4.4)、石川県(3.1)、高知県(2.5)、北海道(2.5)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は微減したが、第3週以降減少傾向が継続している。都道府県別では宮崎県(17.4)、福井県(12.1)、山口県(11.5)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では沖縄県(4.9)、宮崎県(4.3)、大分県(3.3)が多い。手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では徳島県(1.3)、和歌山県(1.0)が多い。風しんの定点当たり報告数は微減した。都道府県別では埼玉県(0.03)、高知県(0.03)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別では愛媛県(0.46)、佐賀県(0.35)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(6.1)、佐賀県(2.7)、福岡県(2.4)が多いが、福井県では2004年第42週以降、高値が続いている。RSウイルス感染症は、ゼロ報告を含めて36都道府県から48例の報告があり、報告数は減少した。年齢別では、1歳以下が全体の71%を占めている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は微減した。しかし過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別では岡山県(1.8)、群馬県(1.3)、山口県(1.2)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます