| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成17年) |
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平成17年3月31日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
今冬のインフルエンザ総合対策が厚生労働省から発表されました。<栄養、睡眠、予防接種で三位一体。インフルエンザ予防>を標語に掲げています。詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1.html
平成17年第12週(3月21日〜3月27日)コメント
全数把握感染症(県内第12週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:報告はありません。
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:後天性免疫不全症候群 1名(第12週)
アメーバ赤痢 1名(神戸市 第11週)
梅毒(早期顕症) 1名(高砂健康福祉事務所管内 第11週)
インフルエンザ情報(県内第12週)
県内の定点からは2,773名(先週5,082名)、定点あたり患者数14.15人(先週25.93人)の報告がありました。患者数は急速に減少してきていますが、過去5年間の同時期では定点当たり患者数は最高となっています。三木、高砂、加西、福崎、山崎、和田山健康福祉事務所管内では定点当たり患者数がまだ警報基準値を超えています。患者数は減少してきたものの依然流行は続いています。うがい、手洗いの励行、十分な睡眠やバランスのとれた食事をとる、混雑する場所への外出は控える、早めの受診を心がけるなどの注意が必要です。
全国的には、依然すべての都道府県で定点当たり患者数が警報基準を超えています。(第11週)。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html (国立感染症研究所感染症情報センター)
全国の都道府県からから累計12,553校(昨年同期8,552校)の学級閉鎖等が報告されています(3月28日現在)。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl04_05-19.pdf (国立感染症研究所感染症情報センター)
ウイルス分離は、AH1(Aソ連型)が146例、AH3(A香港型)が1,122例、B型が1,959例報告されています(3月25日現在)。県内ではAH1が1例、AH3が68例(神戸市56例含む)とB型が136例(神戸市121例含む)分離されています(3月23日現在県情報センター把握分)。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/prompt/graph/inti3j.gif (国立感染症研究所感染症情報センター)
定点把握感染症等の概況(県内第12週)
感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎の定点当たり患者数は例年の同時期と比べて少な目で推移しています。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第12週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
1位 |
インフルエンザ |
14.15 |
25.93 |
−11.78 |
6位 |
流行性耳下腺炎 |
0.48 |
0.57 |
−0.09 |
|
2位 |
感染性胃腸炎 |
5.59 |
7.52 |
−1.93 |
7位 |
突発性発しん |
0.45 |
0.55 |
−0.10 |
|
3位 |
水痘 |
1.75 |
1.77 |
−0.02 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.23 |
0.14 |
+0.09 |
|
4位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.88 |
1.02 |
−0.14 |
伝染性紅斑 |
0.23 |
0.16 |
+0.07 |
|
|
5位 |
流行性角結膜炎 |
0.57 |
0.60 |
−0.03 |
10位 |
急性出血性結膜炎 |
0.09 |
− |
+0.09 |
定点把握感染症等全国の概況 (第10週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は2005年第1週以降で初めて減少に転じたが、まだ過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い状態が継続している。都道府県別では福井県(82.7)、秋田県(76.0)、長野県(72.0)、長崎県(69.0)、新潟県(68.8)、熊本県(65.9)、石川県(64.9)、山口県(62.4)が多い。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では石川県(0.66)、福井県(0.50)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では山形県(4.5)、富山県(3.0)、北海道(2.6)、福井県(2.6)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は微減し、第3週以降減少傾向が継続している。都道府県別では宮崎県(17.2)、福井県(15.2)、大分県(12.2)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(6.2)、宮崎県(3.6)、鹿児島県(3.2)が多い。手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では徳島県(0.91)、和歌山県(0.61)が多い。百日咳の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では奈良県(0.09)、和歌山県(0.03)、香川県(0.03)が多い。風しんの定点当たり報告数は微増した。都道府県別では鹿児島県(0.11)、滋賀県(0.06)、北海道(0.04)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では福井県(6.4)、佐賀県(3.3)、熊本県(3.0)が多いが、福井県では2004年の第42週以降、高値が続いている。RSウイルス感染症は、ゼロ報告を含めて35都道府県から65例の報告があり、報告数はほぼ横ばいであった。年齢別では、1歳以下が全体の77%を占めている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。しかし、過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別では岡山県(2.2)、山口県(1.4)、福島県(1.1)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます