| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成16年) |
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平成16年10月7日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成16年第40週(9月27日〜10月3日)コメント
全数把握感染症(県内第40週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:細菌性赤痢 1名(神戸市)(海外渡航者)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 2名(宝塚健康福祉事務所管内、明石健康福祉事務所管内各1名)
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:報告はありません。
定点把握感染症等の概況(県内第40週)
腸管出血性大腸菌感染症は今週2名の報告がありました。夏場は過ぎましたが秋になっても例年かなりの患者発生がみられます。衛生管理には十分注意し、食事前やトイレ後の手洗い、飲食は加熱調理したものを食べ、加熱前の肉などと接触させないなどの注意が必要です。また、調理前や調理後の食品は室温に長時間放置せず、調理したものはなるべく早く食べるようにしましょう。
感染性胃腸炎の定点あたり患者数はこれから年末のピークに向かって患者数が増加してくるものと予想されます。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数は例年の同時期としては多い状態が続いていましたが、2週間連続して増加がみられず、ほぼ例年の患者数になってきました。しかし、感染性胃腸炎と同様に、年末にかけて患者数が増加するものと予想されます。咽頭結膜熱の定点あたり患者数が増加しました。丹波地域での報告が増加したためです。
風しんについては、今週、報告はありませんでしたが、妊娠初期に罹患すると先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があるので予防が大切です。厚生労働省ホームページをご覧ください。「風疹流行および先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」も出されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/04/tp0428-1.html
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第40週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
1位 |
感染性胃腸炎 |
3.02 |
3.01 |
0.01 |
6位 |
手足口病 |
0.41 |
0.34 |
0.07 |
|
2位 |
突発性発疹 |
0.88 |
0.90 |
-0.02 |
7位 |
水痘 |
0.33 |
0.37 |
-0.04 |
|
同 |
流行性耳下腺炎 |
0.88 |
0.60 |
0.28 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.32 |
0.14 |
0.18 |
|
4位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.58 |
0.59 |
-0.01 |
9位 |
ヘルパンギーナ |
0.12 |
0.20 |
-0.08 |
|
5位 |
流行性角結膜炎 |
0.49 |
0.66 |
-0.17 |
10位 |
伝染性紅斑 |
0.08 |
0.13 |
-0.05 |
定点把握感染症等全国の概況 (第38週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第11週から増加傾向が認められ、第25週には過去10年間の全ての週と比較して最高値となった。その後も第29週まで最高値を更新し続けたが、第30週からは減少している。都道府県別では福井県(1.6)、高知県(0.8)、熊本県(0.8)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第23週から減少し続けていたが、第35週からは増加している。過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多く、都道府県別では富山県(1.6)、大分県(1.6)、鳥取県(1.5)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第12週から減少傾向が続いていたが、第34週からわずかに増加している。過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別では福井県(6.8)、三重県(4.9)、鳥取県(4.7)、島根県(4.7)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第20週から第29週まで緩やかに増加し、その後第32週までほぼ横ばいで推移した。第33週から減少したが、第35週からは再びわずかに増加している。都道府県別では宮崎県(8.6)、福井県(3.9)、大分県(3.7)が多い。風しんの定点当たり報告数は前週とほとんど同値で、都道府県別では17都道府県から報告があったが、いずれも0.1未満であった。麻しんの定点当たり報告数は前週とほとんど同値で、第1週から継続して、過去10年間の当該週と比較して最低値を示している。6都道府県から報告があったが、定点当たり報告数はいずれも0.1未満であった。RSウイルス感染症はゼロ報告を含めて33都道府県から報告がなされ、報告数は合計39例であった。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます