| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成16年) |
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平成16年7月1日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成16年第26週(6月21日〜6月27日)コメント
全数把握感染症(県内第26週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:コレラ 3名(三田健康福祉事務所管内 2名、三木健康福祉事務所管内 1名)
(いずれも海外渡航者)
細菌性赤痢 3名(姫路市 1名、龍野健康福祉事務所管内 1名)( 国内)
(西宮市 1名)(海外渡航者)
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 2名
(宝塚健康福祉事務所管内 O157 VT2+ 1名、O157 VT+ 1名)
4類感染症:報告はありません。
5類感染症:報告はありません。
定点把握感染症等の概況(県内第26週)
腸管出血性大腸菌感染症の患者は今週2名報告されています。腸管出血性大腸菌感染症をはじめ食中毒もますます多くなってきます。感染防止のためには、食事前やトイレ後の手洗い、飲食は加熱調理したものを食べ、加熱前の肉などと接触させないなどの注意が必要です。また、調理前や調理後の食品は室温に長時間放置せず、調理したものはなるべく早く食べるようにしましょう。
咽頭結膜熱は全国的に患者数が増加しているため、厚生労働省は6月15日からホームページで注意を呼びかけています。http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0614-1.htmlをご覧下さい。県内において定点あたり患者数は、増減がありますが多かった昨年と比べてもやや多い傾向にあります。うがい・手洗い・水泳前後のシャワーなどが大切です。夏型感染症の代表であるヘルパンギーナ、手足口病の定点あたり患者数は今週はいずれも減少しています。例年の流行状況からすると今後まだ増加すると思われます。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数は、今週再度増加しています。流行性角結膜炎・伝染性紅斑の定点あたり患者数は今週は減少ました。風しんの患者が西宮市で多くなっています。妊娠初期に風しんに罹患すると、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があるので予防が大切です。厚生労働省ホームページhttp://www.mhlw.go.jp/topics/2004/04/tp0428-1.htmlをご覧ください。
定点あたり患者数の上位10位の疾病(県内第26週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
3.92 |
5.60 |
−1.68 |
6位 |
流行性耳下腺炎 |
1.15 |
1.09 |
+0.06 |
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2位 |
ヘルパンギーナ |
2.97 |
3.80 |
−0.83 |
7位 |
突発性発疹 |
0.78 |
0.80 |
−0.02 |
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3位 |
手足口病 |
2.26 |
2.74 |
−0.48 |
8位 |
流行性角結膜炎 |
0.63 |
1.26 |
−0.63 |
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4位 |
水痘 |
1.77 |
1.59 |
+0.18 |
9位 |
咽頭結膜熱 |
0.62 |
0.77 |
−0.15 |
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5位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.40 |
1.29 |
+0.11 |
10位 |
伝染性紅斑 |
0.38 |
0.55 |
−0.17 |
定点把握感染症等全国の概況 (第24週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第11週から増加傾向が認められ、第24週も微増した。本年に入ってからも相変わらず、過去10年間の当該週と比較して最高値を示している。都道府県別では福井県(1.8)、富山県(1.7)、島根県(1.7)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第11週に過去10年間での最高値を示した後、減少した。その後、第16週から再び増加傾向が認められたが、第23、24週は減少した。しかし、第19週を除き、第7週から継続して過去10年間の当該週と比較して最高値を示している。都道府県別では山形県(4.6)、新潟県(4.2)、愛媛県(3.8)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第12週から減少傾向が続いており、第24週も微減した。しかし、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多く、都道府県別では鳥取県(10.7)、福井県(9.8)、大分県(9.3)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第20週から緩やかに増加しており、都道府県別では沖縄県(2.6)、兵庫県(1.9)、福岡県(1.6)が多い。風しんの定点当たり報告数は前週と同値で、過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では栃木県(0.3)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第20週から増加傾向が認められ、第24週も増加した。都道府県別では愛媛県(7.7)、福井県(6.1)が多い。RSウイルス感染症はゼロ報告を含めて30都道府県から報告がなされ、報告数は合計31例であった。流行性角結膜炎の定点当たり報告数は第3週からほぼ横ばいで推移しているが、都道府県別では引き続き沖縄県(9.4)が非常に多い。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別では宮城県(1.3)、山形県(1.2)、群馬県(1.2)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます