| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成16年) |
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平成16年3月18日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成16年第11週(3月8日〜3月14日)コメント
全数把握感染症(県内第11週)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 1名(姫路市)
4類感染症:マラリア 1名(神戸市 海外渡航者)
5類感染症:報告はありません。
インフルエンザ情報(県内第11週)
県内の定点あたり患者数は2.33人となっています。県内の学級閉鎖等発生報告は神戸、阪神地域の計4校(園)から報告がありました。患者数は80名、欠席者数は57名と先週よりわずかに増加しています。全国的には、20の都県で警報解除となっています(第10週)。
定点把握感染症等の概況(県内第11週)
感染性胃腸炎の定点あたり患者数が依然やや多い状態です。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたり患者数が増加しています。地域的には浜坂健康福祉事務所管内、津名健康福祉事務所管内で定点あたり患者数が多くなっています。咽頭結膜熱の患者数は昨年末に増加して以来、この時期としてはやや多い目に推移しています。播磨地域を中心に多くなっています。伝染性紅斑の定点あたり患者数はやや多い状態です。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第11週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
11.04 |
12.65 |
−1.61 |
6位 |
突発性発疹 |
0.68 |
0.63 |
+0.05 |
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2位 |
インフルエンザ |
2.33 |
3.87 |
−1.54 |
7位 |
流行性角結膜炎 |
0.46 |
0.83 |
−0.37 |
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3位 |
水痘 |
2.13 |
2.28 |
−0.15 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.30 |
0.16 |
+0.14 |
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4位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.25 |
1.06 |
+0.19 |
9位 |
伝染性紅斑 |
0.27 |
0.42 |
−0.15 |
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5位 |
流行性耳下腺炎 |
0.95 |
0.98 |
−0.03 |
10位 |
手足口病 |
0.08 |
0.17 |
−0.09 |
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成人麻しん |
0.08 |
0.08 |
±0 |
検査情報(兵庫県立健康環境科学研究センター)
咽頭結膜熱患者2名及び、滲出性扁桃炎患者1名からアデノウイルス1型が、滲出性扁桃炎患者3名からアデノウイルス2型が、咽頭結膜熱患者1名及び、滲出性扁桃炎患者2名からアデノウイルス5型が新たに検出されました。
定点把握感染症等全国の概況 (第9週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は第5週をピークに減少し始め、第9週も減少した。都道府県別では大分県(29.8)、宮崎県(28.0)、福井県(24.3)が多い。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められたが、2004年第2週から減少し、第3週からは週により増減はあるが、ほぼ横ばいで推移している。過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多く、都道府県別では富山県(0.6)、宮崎県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第34週から増加傾向が認められた後、第51週をピークに減少したが、第3週から再び増加傾向が認められ、第9週も増加した。過去10年間で最高の値となっており、都道府県別では富山県(6.4)、山形県(5.4)、新潟県(5.3)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第43週から増加し続けた後、第51週をピークに減少傾向が認められていたが、第8週は増加し、9週も微増した。都道府県別では大分県(16.7)、宮崎県(15.5)、山口県(15.4)、三重県(15.3)が多い。風しんの定点当たり報告数は減少したが、都道府県別では大分県(0.3)、群馬県(0.2)が多い。麻しんの定点当たり報告数は前週と同値であるが、都道府県別では新潟県(0.2)が多い。RSウイルス感染症の報告数は36都道府県から合計110例であった。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加して0.20で、4年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では岡山県(1.8)、秋田県(1.0)が多い。
目で見る動向(県内)
また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます