| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成16年) |
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平成16年2月27日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
平成16年第8週(2月16日〜2月22日)コメント
全数把握感染症(県内)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:報告はありません。
4類感染症:A型肝炎 2名(伊丹健康福祉事務所管内、山崎健康福祉事務所管内 各1名)
5類感染症:報告はありません。
インフルエンザ情報 患者数は峠を超える。高齢者の報告が例年より多い。今後B型の流行に注意。
県内の定点あたり患者数は16.2人となり2週連続減少しました。しかし、A型が下火になってもB型の流行により再度患者数が増加することがよくありますから注意が必要です。また、高齢者(特に80歳以上)の割合が例年に比べて目立って高くなっていますので注意してください(グラフ参照)。県内の学級閉鎖等発生報告は中播磨、淡路地域をのぞいて、計28校(園)の報告がありました。患者数は474名、欠席者数は338名と、今週も順調に減少しています。うがい、手洗いの励行、早めの受診、咳が出るときのマナー(無用な外出を控える・マスクを着けるなど)が重要です。全国的には、高知県が注意報、他のすべての都道府県は警報継続基準値を超えています(第7週)。全国のウイルスの分離あるいは検出については、A/ソ連型が3例、A/香港型が1,773例、B型が42例報告されています(2月20日現在)。兵庫県においてはA/香港型219例(うち181例は神戸市)が、またB型 4例(うち 3例は神戸市)が検出されました(2月26日現在、当情報センター把握数)。
定点把握感染症等の概況(県内)
今週は多くの疾病で患者数が増加しています。特にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の増加が目立ちます。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第8週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
インフルエンザ |
16.21 |
28.54 |
−12.33 |
6位 |
流行性角結膜炎 |
0.77 |
0.43 |
+0.34 |
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2位 |
感染性胃腸炎 |
11.33 |
9.38 |
+1.95 |
7位 |
突発性発疹 |
0.63 |
0.63 |
±0 |
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3位 |
水痘 |
2.52 |
2.11 |
+0.41 |
8位 |
伝染性紅斑 |
0.24 |
0.20 |
+0.04 |
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4位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
1.44 |
1.00 |
+0.44 |
9位 |
咽頭結膜熱 |
0.16 |
0.14 |
+0.02 |
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5位 |
流行性耳下腺炎 |
0.93 |
0.59 |
+0.34 |
手足口病 |
0.16 |
0.11 |
+0.05 |
定点把握感染症等全国の概況 (第6週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多く、都道府県別では長野県(47.8)、岡山県(47.4)、秋田県(47.2)が多い。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められた後、2004年第2週から減少していたが、第6週は再び増加した。過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別では宮崎県(0.7)、岐阜県(0.6)、山口県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第34週から増加傾向が認められた後、第51週をピークに減少したが、第3週から再び増加し、第6週も増加した。過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では鳥取県(5.0)、富山県(4.5)、山形県(4.2)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第43週から増加し続けた後、第51週をピークに減少傾向が認められており、第6週も減少した。都道府県別では山口県(17.5)、愛媛県(16.1)、大分県(15.8)が多い。水痘の定点当たり報告数は第41週から増加し、第2週に過去10年間で最高の値となった後、第3週は著減したが、第4週は増加、第5週は減少し、第6週は増加した。都道府県別では熊本県(4.1)、宮崎県(4.1)が多い。風しんの定点当たり報告数は前週と同値で、都道府県別では群馬県(0.2)、大分県(0.2)が多い。RSウイルス感染症の報告数は、41都道府県から合計217例であった。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.18であるが、過去4年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では宮城県(0.8)、岡山県(0.8)が多い。
目で見る動向(県内)
また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます