| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成15年) |
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平成15年10月2日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
第39週(9月22日〜9月28日)コメント
全数把握感染症(県内)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:報告はありません。
4類感染症:報告はありません。
定点把握感染症等の概況(県内)
今週、全数把握疾患は、1〜4類のすべてで報告はありませんでした。
定点把握疾患は、咽頭結膜熱の患者数が依然多い状態です。手足口病は、晩秋まで小流行がだらだらと続くことがあります。重症化のおそれがあるエンテロウイルス71が県内外で患者から検出されており注意が必要です。感染性胃腸炎、水痘、A群溶血性レンサ球菌感染症は、これから年末にかけて次第に患者数が増加していきます。
例年この時期は感染症発生の比較的少ない時期ですが、腸管出血性大腸菌感染症がまだ比較的多い季節です。衛生管理には十分注意が必要です。また1日の気温変化が大きい時期でもあります。体調を崩さないように気をつけましょう。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第39週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
感染性胃腸炎 |
2.51 |
2.59 |
−0.08 |
6位 |
水痘 |
0.61 |
0.43 |
+0.18 |
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2位 |
手足口病 |
1.32 |
1.60 |
−0.28 |
7位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.44 |
0.30 |
+0.14 |
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3位 |
流行性角結膜炎 |
1.29 |
0.83 |
+0.46 |
8位 |
咽頭結膜熱 |
0.35 |
0.39 |
−0.04 |
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4位 |
流行性耳下腺炎 |
1.16 |
0.83 |
+0.33 |
9位 |
ヘルパンギーナ |
0.20 |
0.41 |
−0.21 |
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5位 |
突発性発疹 |
0.77 |
0.88 |
−0.11 |
10位 |
無菌性髄膜炎 |
0.17 |
0.17 |
±0 |
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マイコプラズマ肺炎 |
0.17 |
0.08 |
+0.09 |
検査情報(兵庫県立健康環境科学研究センター)
滲出性扁桃炎患者9名、咽頭結膜熱患者13名からアデノウイルス3が、無菌性髄膜炎患者5名のうちコクサッキーウイルスB3が2名(10才男児、8才男児)から、エコーウイルス30が2名(8才男児、39才男性)から、エンテロウイルス71が1名(0才女児)から今週新たに検出されています。
定点把握感染症等全国の概況 (第37週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第29週をピークとし、その後減少が続いているものの、前週、今週は微減にとどまっている。第16週以降、過去10年間の当該週と比較して最高の値であり、都道府県別では鳥取県(1.4)、滋賀県(1.2)、大分県(1.2)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では山形県(1.5)、鳥取県(1.4)、大分県(1.2)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は微増し、過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では福井県(5.4)、富山県(4.4)、宮崎県(4.4)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第29週をピークとし、その後5週続けて減少した後、2週続けて微増したが、今週は減少した。第32週以降、過去10年間の当該週と比較して最も多く、都道府県別では岩手県(6.7)、秋田県(5.1)、長野県(4.8)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第29週をピークとし、その後は減少し続けているが、過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では宮崎県(3.9)、福井県(3.5)、愛媛県(3.5)が多い。無菌性髄膜炎の定点当たり報告数は微減して0.11で、都道府県別では鳥取県(1.8)、福井県(0.8)が多い。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.23で、都道府県別では山形県(1.4)、岡山県(1.0)、大阪府(0.9)が多い。
目で見る動向(県内)
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また、http://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlから国立感染症研究所感染症情報センターの週報(IDWR)がダウンロードできます