| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成15年) |
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平成15年1月23日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
第3週(1月13日〜1月19日)コメント
全数把握感染症(県内)
1類感染症:報告はありません
2類感染症:報告はありません
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1名(神戸市)
4類感染症:アメーバ赤痢1名(赤穂健康福祉事務所管内)
インフルエンザ情報
今週も定点当たり患者数が増加して、30.98人と、県全体でみても国の警報基準である定点当たり30人を超えました。警報基準を超えている保健所(健康福祉事務所)が県内に14カ所、他に注意報基準である10人を超えている保健所が1保健所を除く14カ所となっています。警報基準を超えた保健所を持つ自治体は、兵庫県をはじめ20カ所となっていて、西日本に多い傾向がありますが、次第に東に拡がりつつあります。県内におけるインフルエンザによる学級閉鎖等は、施設数13→31校(園)、患者数286→585人、欠席者数247→409人と増加しています。県内のウイルス分離状況は、神戸市でB型が1例分離された以外は全てA香港型となっています。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第3週)
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疾病名 |
定点当た り患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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1位 |
インフルエンザ |
30.98 |
26.49 |
4.49 |
6位 |
突発性発疹 |
0.6 |
0.91 |
-0.31 |
|
2位 |
感染性胃腸炎 |
6.88 |
6.44 |
0.44 |
7位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.5 |
0.53 |
-0.03 |
|
3位 |
水痘 |
2.09 |
3.06 |
-0.97 |
8位 |
伝染性紅斑 |
0.17 |
0.23 |
-0.06 |
|
4位 |
流行性耳下腺炎 |
0.75 |
0.7 |
0.05 |
同上 |
咽頭結膜熱 |
0.17 |
0 |
0.17 |
|
5位 |
流行性角結膜炎 |
0.74 |
1.09 |
-0.35 |
10位 |
手足口病 |
0.1 |
0.2 |
-0.10 |
定点把握感染症等全国の概況 (第52週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
インフルエンザの定点当たり報告数はさらに増加して8.71 となり、過去5 年間の同時期に比べかなり多い。都道府県別では引き続き、福岡県、佐賀県、大分県、広島県など西日本からの報告が多いが、宮城県、岩手県、青森県の東北3 県を除き、すべての都道府県で定点当たり報告数が1.0 を超えた。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は過去5 年間の同時期に比べやや多く、都道府県別では第48週から5週間連続して、秋田県からの報告が多い。他の疾患の定点当たり報告数は、過去5年間の同時期と比べて多くなってはいないが、水痘の定点当たり報告数は引き続き多い。風疹と麻疹(成人麻疹を除く)の定点当たり報告数はそれぞれ0.01 と0.03 と少ないが、前者では岡山県からの報告が前週に引き続き多く、後者では福島県と宮崎県で3 割以上を占めた。流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎の定点当たり報告数は前週同様、前者で東北地方と鳥取県、後者で高知県などが多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎の定点当たり報告数は年末を迎え、例年通り大きく減少した。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少を続けているが、東北地方(0.51)からの報告の減少は他地区に比して緩やかで、今でも全国レベルの約3 倍ある。
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