| 兵庫県感染症発生動向調査週報(平成15年) |
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平成15年7月24日 兵庫県感染症情報センタ−発行 |
| この週報は感染症発生動向調査の患者情報について、速報性を重視して発行するものです。そのため、患者数は確定した値ではありません。場合によっては集計されない保健所(健康福祉事務所)があることや、国からの還元情報の値と異なることがありますがご了承ください。 |
ただいま国の感染症情報センターでは風疹予防接種のキャンペーンを実施しています。風疹の予防接種を受けていない方、風疹にかかったことが確実でない方は是非次のホームページをご覧ください。
http://idsc.nih.go.jp/others/rubellaCPN.html
第29週(7月14日〜7月20日)コメント
全数把握感染症(県内)
1類感染症:報告はありません。
2類感染症:報告はありません。
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 5名
(伊丹健康福祉事務所管内
2名、三原健康福祉事務所管内
2名、神戸市
1名)
4類感染症:デング熱 1名(神戸市)
梅毒 2名(赤穂健康福祉事務所管内、篠山健康福祉事務所管内 各1名)
定点把握感染症等の概況(県内)
腸管出血性大腸菌感染症が5名報告されました。腸管出血性大腸菌感染症をはじめ食中毒の多くでる季節です。感染防止のためには、トイレの後や食事の前の手洗い、飲食はできるだけ加熱調理したものを摂取し、加熱前の肉などを生食のものと接触させないなどの注意が必要です。
咽頭結膜熱の患者数は2週連続で急増して、定点当たり患者数は過去5年間で最高の値となっています。うがい、手洗いの励行や、水泳前後のシャワーなどが大切です。ヘルパンギーナの患者数は今週減少しました。手足口病は、過去5年間で比較すると患者数は多くないものの、重症化のおそれがあるエンテロウイルス71が県内外で患者から検出されていますので注意が必要です。流行性耳下腺炎は、依然としてやや患者数が多い状態で推移しています。無菌性髄膜炎も定点あたり患者数が多い状態です。
定点当り患者数の上位10位の疾病(県内第29週)
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
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疾病名 |
定点当たり患者数 |
先週 |
先週からの増減 |
|
1位 |
ヘルパンギーナ |
8.20 |
9.10 |
−0.90 |
6位 |
咽頭結膜熱 |
1.23 |
0.99 |
+0.24 |
|
2位 |
感染性胃腸炎 |
3.44 |
3.95 |
−0.51 |
7位 |
突発性発疹 |
0.94 |
1.02 |
−0.08 |
|
3位 |
手足口病 |
2.53 |
2.18 |
+0.35 |
8位 |
流行性角結膜炎 |
0.91 |
0.69 |
+0.22 |
|
4位 |
水痘 |
1.48 |
1.27 |
+0.21 |
9位 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
0.54 |
0.70 |
−0.16 |
|
5位 |
流行性耳下腺炎 |
1.39 |
2.04 |
−0.65 |
10位 |
無菌性髄膜炎 |
0.42 |
0.58 |
−0.16 |
検査情報(兵庫県立健康環境科学研究センター)
滲出性扁桃炎患者13名、咽頭結膜熱患者8名の咽頭ぬぐい液からアデノウイルス3型が新たに分離されています。
定点把握感染症等全国の概況
(第27週 国立感染症研究所の週報IDWRから部分的に引用)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多く、また過去10年間と比較して本年16週以降最高の値で推移している。都道府県別では大分県(2.5)、富山県(2.1)、三重県(1.2)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は微減したが、過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では宮崎県(4.3)、富山県(2.5)、山口県(2.4)が多い。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は前週と同値の0.18で、過去4年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では山形県(1.2)、岡山県(1.0)、岩手県(0.9)が多い。手足口病の定点当たり報告数は増加し、都道府県別では広島県(20.7)が非常に多く、次いで静岡県(9.7)、岐阜県(8.3)、島根県(8.2)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は微増し、都道府県別では北海道(1.1)、長野県(1.0)、宮城県(0.9)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は大きく増加し、都道府県別では三重県(11.0)、山口県(10.2)、宮城県(10.0)が多い。麻疹(成人麻疹を除く)の定点当たり報告数は微減し、都道府県別では栃木県(0.4)、和歌山県(0.4)、宮城県(0.3)が多い。急性出血性結膜炎の定点当たり報告数は微減して0.03で、都道府県別では宮崎県(1.3)が多い。流行性角結膜炎の定点当たり報告数は微減して1.01で、都道府県別では奈良県(2.4)が多い。無菌性髄膜炎の定点当たり報告数は増加して0.16で、都道府県別では奈良県(1.0)、和歌山県(0.9)、大阪府(0.7)、広島県(0.7)が多い。
目で見る動向(県内)
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